梅雨と ：

いよいよ、雨が降り始めました。

これから一週間の予報は、毎日雨マーク

ただ紫陽花には、雨の日がお似合いです。

太陽の日差しは、可哀そう。


今日は阿蘇長陽駅でシフォンケーキを焼いている

久永屋さんを訪ねました。

数種類のシフォンケーキを土曜日と日曜日に販売

されているとの事。

私が約束の時間に遅れたので、紹介した知人が

預かっててくれました。シナモン味のものでしたが

美味でございました。

蛍 ：

今月に入ってすぐ、太鼓橋から蛍をみかけたのですが、最近は気温が

なかなか上がらず、お散歩してくれません。

今月は６日から８日まで、温泉地域学会に出席のため、熱海、東京。

面白い発表が、たくさん有りました。観光は面白い・・・

９日から１１日まで黒川温泉おかみの会の旅行の為、玉造温泉、

皆生温泉、石見銀山、松江。

石見銀山では、群言堂の松場登美さんに、お会いできて、素晴らしい

ライフスタイルを拝見、貴重なお話をうかがうことが出来ました。

我が家は、みんなで、でべその女将をしっかり支えてくれています。

感謝とともに、お客様が少しでも多く満足していただける宿になる

為に、笑顔、親切、情を徹底です。

入湯手形Ⅲ ：

入湯手形の発売直後は、随分と混乱しました。

なにせ、他の旅館の浴衣を着た人たちが、

入って来るわけです。受付から露天風呂に直行できる所は

まだしも、旅館の中を通らなければ行けない所もあり、

勝手に客室に上がりこまれたり、覗かれたりと、色んな

お客さまがいらして、慣れるまでは、とても大変でした。

あげくには、各旅館の下駄が入れ替わりだしました。

玄関先に、色んな旅館の名前の入った下駄が、並びだし

不思議な光景でした。

入湯手形Ⅱ ：

入湯手形は、松崎郁洋が黒川温泉旅館組合の企画広告の

部長をしていた時、アイデアをまとめて提案しました。

最初は、旅館に入る風呂代を安く設定し、組合の収入を

多く提案、これは、我が家の先代が旅館組合長をしていた時代

お客様が少なく、組合の活動費を、町の補助金で賄っていた

経緯があり、いただくのにずいぶん苦労してきたのを、

見ていたこともありました。しかしながら、ほとんどの人が

反対。

数ヵ月後、お客様もいないことだし、やってみますか

という感じで、皆の賛同をもらいました。

入湯手形 ：

黒川温泉の入湯手形は、１９８６年５月６日

当時１８軒あった旅館の内、１５軒が参加して

始まりました。露天風呂めぐりに参加しなかった旅館三軒の内

一軒は、東京に本社のあるホテルで、自主的に参加されず

後の二軒は物理的にというか、露天風呂を造る敷地がなく

露天風呂めぐり用のお風呂がありませんでした。

当時は、数年前に始まったテレビの深夜番組の、影響からか

露天風呂ブーム、秘湯ブームと黒川温泉もお客様が増えつつ

ありましたが、阿蘇の内牧温泉、小国の杖立温泉が満室で泊まれない

お客様が、こちらまで上ってこられるような時代でした。